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インデペンデンス・デイ リサージェンス観た

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 「インディペンデンス・デイ リサージェンス」のレンタルが始まっていたので観てみました。

この映画、発表当初は結構盛り上がっていましたね。私も旧作の「インディペンデンスデイ」は何度も見返すぐらい好きでした。いつの間にか話を聞かなくなったので忘れていたのですが、案の定酷評のようです。話題にならなくなる映画ってだいたい酷評なんですね。

私は、あんまり他人の評価とか気にしないので酷評でも普通に見ます。人がボロクソに叩いてる映画が私にとっては名作だったりしますし、その逆もあります。そういうことが何回もあったので、他人の評価ってあてにならないなぁと思っています。

やはり、自分で見て判断するが一番ですね。

ここから感想(ネタバレ)

 結論から書いてしまうと、「すごく面白くなりそうでならなかった残念な作品」という感想でした。決してクソつまらない、という分けではないです。ただ、もっと面白くなるはずじゃない?!っていうシーンやストーリーの流れが沢山あって、それが見る側にとってのストレスになってる気がします。

よかったところ

最初は良かったところから。よかった部分ってあんまり文章って感じにならないのでリストにします。

  • 迫力ある映像
  • 旧作キャラクターの活躍+相変わらず良いキャラ
  • 敵宇宙人の情報が前作より少し判明する

こんな感じです。旧作のファンなら一応見といても良いんじゃないかな?と思うぐらいですね。前作から地球ってどうなったんだろう?という部分が描かれているのが単純に面白いですし。宇宙人倒した後に人類側もパワーアップして迎え撃つ!という他の映画だとあんまり無い展開も楽しめます。

あと前作キャラが相変わらず良い味を出してます。

個人的には、わざわざ自分から戦闘に参加する女王宇宙人に男気を感じましたw そのせいで負けるんですけどね。。

期待しすぎず、あんまり考えすぎずに見るとよいかも。

次に悪かったところ。

もっと掘り下げてほしかった

たとえば、前作で撃退した宇宙人の宇宙船が1隻だけ地球に残っていたという流れの部分。個人的には大好きなシーンなのですが、このシーンでやることといえば「なんか穴掘ってた」「救難信号出してたっぽい」ぐらい。

いやーもっとたくさんやれることあったでしょ。前作知っていればあの宇宙船に潜入するってすごいワクワク展開のはずなんですが、あっさり終わってしまいます。なんかこの後に色んなシーンに分散させてある謎を説いていくのですが、シーン分散せずにこの宇宙船調べまくったらよかったんじゃあ。。救難信号出てたわ、ハイ終わり!じゃないでしょうよw

いらない謎マーク

あとは、謎のマークが出てきてこれなんだろう?という話になるのですが、何も捻りがない。「なんだろうこのマーク?」と,、さも意味ありげに出てきます。ただすぐに「あれ!マークそっくりな宇宙船出てきたで!」「なんか撃ち落としてしまったから回収にいくで!」「回収して中開いたら味方やった!やったね」という。別に謎のマーク出す必要性皆無。実際、マークなくても十分ストーリーになる。正直マークのシーン全部省いて登場人物の掘り下げに使ったほうがよかったと思う。

意味の薄いシーンの数々

なんだかこの映画移り変わりが激しすぎて、1シーン、1シーンが薄いんですよね。

前作と比べてになっちゃうんですが、前作は登場人物の掘り下げもうまかったし、シーン毎に意味を感じられました。宇宙パイロットを目指しつつ、不合格が続く主人公が終盤で別の形で夢を叶えるシーンは上手いなーと思いましたし。さえない研究者が宇宙人の秘密を解いていったり、トレーラー生活の変な親子が最後には宇宙人を撃退するパイロットになったり。

今回は登場人物を全然掘り下げないんですよね。主人公誰なんだろうぐらいの影の薄い主人公、前作の主人公の息子もとりあえずいるレベル。とりあえず感が強いヒロイン。逆に前作から引き続き登場する人たちは相変わらず濃くていいキャラしてます。たぶんもっと登場人物掘り下げればこんな印象でもなかったと思います。

人類みんなで戦ってないよね

一番ダメだなって思ったのは、インディペンデンスデイを象徴するあの、人類みんなで戦ってる感が無いこと。

前作は、ウィルスを流し込むことを思いつき、陽動のために世界中から残った戦力を集めて戦いました。いろんな国の人々、そもそも軍人じゃない人々、そして極めつけは、有名な大統領のあの演説ですよね。あれで独立のために戦おう!うぉー!!っていう最高の盛り上がりがあったわけです。

今回はそれがほとんど無い。基本戦ってるのは軍人とか関係者。多国籍感を演出しようと各国の国旗とか中国とか出てきますが、どうでもいいキャラに中国人が当てられていて、いなくてもよかった状態。中国マネーやだなあって思いがあるにしても作品にとっては逆効果だった気がします。いらないキャラに時間裂いちゃってるわけですからね。これじゃあ「パシフィックリム」のほうが多国籍で戦ってる感あります。

漂わない悲壮感

今回は人類側も宇宙人のテクノロジーを分析し、かなりの戦力強化を図っています。なので戦力もかなり増強していて一方的にやられるだけじゃない!はずなのですが、あんまり活躍しません。映画開始早々、土星基地が壊滅。そこから一気に月まで攻め込まれ、月も地球軌道防衛システム的なものもアッというまに壊滅。この勢いで地球も一方的に蹂躙されるのですが、あんまり悲壮感はありません。

あえて悲壮感を減らしたのかもしれませんが、あっさりしすぎていて、人類蹂躙からの許せない!戦うぞ! っていう感情があんまり出てこない。前作はこの辺うまく悲壮感出してたんですけどね。

盛り上がりきらない空中戦

 前作では戦闘機数十機ぐらいで挑んでいた地球軍。今回はざっと見ただけでも数百機は引き連れての戦闘でした。これは良い戦いになりそうだ。って思うじゃないですか。

なりませんでしたね。主人公たちが何機か落とすシーンはありましたが、最初からほとんどボロ負け。まあ、負けるのでもよいんです。負けの美学とかありますし。とはいえ負けるにしても大した描写もなく、いつの間にか90%以上撃墜されてる始末。前作って空中戦のシーンも見どころの一つだと思っているのですが、今作は見事にそれを潰してしまった感があります。映像がすごいだけに非常に残念

納得感の薄い勝利

前作も突っ込みどころは多かったんです。なんで人類が作ったコンピューターウィルスが科学力数段上の敵母船に効くの?っていうところとかね。ただ、前作は作品全体の雰囲気とか展開とかでうまくその辺ごまかせてたと思います。

今作の場合、突っ込みどころをうまく隠せてない部分が多いです。宇宙人の女王自ら前線に赴いて来るとか。何百機もいた時にはほとんど活躍もしてなかった戦闘機が、女王の宇宙船と戦う時には数機で持ちこたえたりとか。女王の宇宙船の下が開いててなんか普通に入って行けちゃったりとか。数機しかいない戦闘機をさっさと撃ち落とせばよいのにせずにシールド壊される女王とか。

前作は、必死に戦ってなんとか勝った感がありましたが。今回は敵が頭悪かっだけという印象しか受けなかったです。

映画の最初では罠を仕掛けたり頭脳戦あったんですけどね。。

せっかくの続編の続編が無しに?

この映画最後まで見ると、敵宇宙人の勢力が広大だということが分かります。人類が相手してるのは複数ある群れの1つ1つだったみたいです。このままだと絶対また違う群れが来る!ということで、今度は我々が逆襲する番だ!で終わります。

個人的にはこの流れで次の映画すごく見たい!でもこの酷評具合だと、難しいでしょうね。ところどころすごく面白くなりそうなエッセンスがある映画なのにそれを潰してしまったのがとても残念。

最後に

 この映画を一言で表すなら「残念」ですね。名作になった可能性も、シリーズ化される可能性も十分あったのに。。っていう残念。ただ見るだけならそれなりに面白い作品です。ただ、いろんな期待を裏切ってしまったということで酷評になったのでしょう。

個人的には嫌いじゃないんですけどねこういう作品。好き度でいうと「カウボーイ & エイリアン」と同じぐらいかな(この映画も評価は低いですが)。

以上!

初めて、映画レビュー書いてみましたが割といろいろ出てきますね。これからも何か思う映画があればレビュー書こうと思います。